2020 年 5 月 のアーカイブ

鴟尾

2020 年 5 月 23 日 土曜日

こんにちは、先日移動自粛中ではありましたが

奈良県の寺院に鴟尾を納品をしてまいりました。

大きさは高さ60cm、重さ50キロ程、

避雷針の突針を取り付け、金色に着色しております。

鴟尾は飛鳥建築の様式に用いられるため頻繁に製作することはありません、

見積もりはよくありますが、製作は2回目くらいでしょうか。

今回は記念の彫文字を入れたり、内部に水切り用の壁を作ったりしてあります。

こんな感じで屋根に載ります

なかなか厳かな雰囲気になりますね。

今回は現場工事も参考に見学に行き、工事の様子も確認でき、

図面上でしか把握してなかった姿を見れたのでよかったと思います。

ネットでよくわかりませんが屋根の張りが大変美しいです

内部工事も丁寧にされておりました。

まだ先来年の春、開山の予定ですが楽しみですね

完成後の全景をまたブログに載せたいと思っております。

 

やっと自粛解除の方向になってきました、今までの分を

取り返していかないといけないですね。

がんばっていきましょう。

多宝塔 相輪修復

2020 年 5 月 7 日 木曜日

こんにちは、GWが開けましたが仕事はやはり静かめですね。

気持ちを切り替えていきましょう。

去年のお仕事ですがブログに

掲載出来ず仕舞いだった相輪の修復です。

岩手県一関市の寺院、

二十年くらい前に納めさせて頂いた相輪です。

大変思い出深い仕事だった事を思い出します。

しかし、岩手県、東北の震災にてこの多宝塔を残して

本堂等全て倒壊してしまいました。

伝統建築はやはり強いですね、多宝塔ほとんど痛みはないように見えます。

本堂倒壊からずーっとプレハブのかり本堂で営まれていましたが

本堂再建させることになり相輪も一緒に修復になりました。

よくみないとわかりませんが、塔の上部と屋根の四隅を

つないでいる鎖が地震の揺れで切れてしまってます。

その交換だけのつもりでしたが足場を組んで点検してみると

激しい揺れによる損傷がやはり見つかり

もう一度、組直し現場にて修復の施工になりました。

要塞の様な足場を組んでの作業です、

この足場の費用が高額!

8個くらいのパーツに分かれており

上から順番に外していきます、作った本人

だから簡単に出来ますが、多分他の方が施工したら

大変だろうな〜などと思いながら作業を進めております。

ただでさえ高いところの作業ですが

建物が丘の上にあり見晴らしは最高です。

痛んだところを新調し、もう一度組み直し

再調整しながら組み立てていきます。

作業終了です。また地震があってはいけませんが

同程度の地震でも今度は大丈夫でしょう。

地震の後ずっと気になっていたのでこれで全て終わり

安心しました。

最近、本当に災害が多いので心配ですね、防ぎようが無いので

防災用品備えるしか無いですね。

気を付けましょう。

 

 

板額 山号額

2020 年 5 月 6 日 水曜日

こんにちは、

今、遊びも、仕事も制限される中、今出来る事を行動していきましょう。

少し前のお仕事です。

 

日蓮宗の寺院の入り口、作り付けのアルミの

山号額これを消して新しい物に取り替えたいと

要望があり、伺って来ました。

どうしたら良いか相談している内に

板額を付ける事となり、今の大きさに合わせて

アルミの枠を作りそれで古い文字を隠し

板額をはめ込みました。

文字にするとよくわからないので写真を参考に。

こんな感じに出来上がりました。

色々試行錯誤がありましたがバッチリ嵌まり込みました。

足場にて上がり取り付けです。

作りつけのアルミの額にぴったり合いました。

あまり大掛かりな工事をせずにボルトオンで

取り付け、綺麗に治りました。

この様な仕事は突き詰めると大工事になってしまうので

ご要望の範囲でまとめるのが大事ですね。