天水桶② 東京浅草

2018 年 3 月 5 日

東京、浅草にあります本龍院「持乳山聖天」様の天水桶の製作過程です。

まずは原型製作です。

天水桶の印されてあります巾着や大根の印部分を粘土で作ったところです。

その後、鋳物に仕上げます。

仕上げする前、表面が荒い状態です。

これらを磨き、着色して印部分は金箔仕上げとなっています。

 

天水桶① 東京浅草

2018 年 2 月 13 日

こちらも昨年末の仕事です。

浅草にある本龍院「持乳山聖天」様の天水桶を制作させていただきました。

こちらが納品、設置後の天水桶です。

この天水桶は独自のデザインで聖天様仕様となっております。

天水桶の印されてあります大根や巾着は御心信されて祈願することによって得られる

そのご利益を表されています。

新しくなる前の天水桶です。↑

古い天水桶はコンクリート製で傷みが激しく、水漏れ等あり使用できない状態でした。

かなりの傷みでした。(こちらは巾着の印ですね)

こちらの古い天水桶を取り壊し→基礎→石台の設置という大変な作業でした。

(トラックもクレーン車も入れない場所に設置されていたのですべてが手作業)

岡崎の石屋さんの職人さんたちが壊し、壊した大量の屑もすべて人力で撤去。

大変な労力でしたが、どこの職人さんもみなパワフルです。

 

次回は鋳物に仕上げる工程から設置までをお伝えします。

 

外置き台灯篭

2018 年 1 月 26 日

毎日寒い日が続いております。

インフルエンザも猛威を振るっています。どなた様もお気を付けくださいませ。

 

昨年の仕事ですが、ブログでご紹介できておりませんでしたので

少しずつアップしていきたいと思います。

 

長野市のお寺に小ぶりの外置き台灯篭を納めました。

内陣用 海蔵寺型台灯篭

こちらは外置き仕様に加工してあります。

(大きさは4尺5寸)

外置き用としては小ぶりなものでスペースがない場合にも対応できます。

ムラセ銅器では灯篭はそれぞれご希望のサイズ、形(デザイン)にて製作可能です。

お気軽にご相談、お問合せください。

小さなサイズということだったので、若者職人が一人で設置作業しました。

若者職人も様々な経験を積んできたので任せられる仕事が多くなってきました。

現場作業は思いもよらないアクシデントがあったりするので、一人作業は

判断力や機転を利かせた仕事の仕方が必要になってきます。

若者職人、頼もしい職人に育ってきております。

 

 

2018 本年もよろしくお願いいたします。

2018 年 1 月 9 日

2018年もスタートして8日が過ぎました。

大変遅ればせながら、本年も宜しくお願い致します。

ムラセ銅器は年末年始、長くお休みをいただき、昨日より仕事始めとなっております。

 

 

昨年に引き続き、巨大な銅像や仏具など新年明けからハイペースで制作中です。

本年もムラセ銅器らしい、受け継がれる日本の伝統技術をもとに

一品、一品、熟練の職人による丁寧でこだわりある製品作りをしていきたいと思っております。

ムラセ銅器が得意とする、社寺仏具や社寺錺金物だけでなく、近年は美術工芸品などの

制作、銅像や仏像の修復、メンテナンスも多数行っております。

どうぞお気軽にお問合せくださいませ。

 

 

 

日展 文部科学大臣賞受賞おめでとうございます!

2017 年 12 月 7 日

鹿児島大学池川直先生の作品が日展で文部科学大臣賞を

受賞されました。

この度、池川直先生の日展出品作品をムラセ銅器にてブロンズ 鋳造させていただきました。

(写真は着色前の生地の状態です)

その作品が文部科学大臣賞となり、大変光栄なことです。

作品名:エトルスク 古代の記憶

二頭の羊の上に笛を吹く男が直立しており、古代の神像が動物に乗るように作られています。

仏教でいう乗座の造形が示されているようです。

池川先生には何度もブロンズ鋳造をご依頼いただいております。

日展は現在、国立新美術館で行われており、この後各地で巡回展が始まります。

みなさま、足を運んでみてはいかかでしょうか。

 

今回の受賞は私共も大変うれしく思っております。

先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

鰐口(わにぐち)

2017 年 12 月 2 日

鰐口(わにぐち)のご依頼が続きました。

鰐口はお寺の正面軒先に吊り下げられた仏具です。

参拝者は布でよった太綱で打ち鳴らします。

写真の大きさのものは最大クラスで2尺あります。

重さもかなり重く、70キロくらいはあったかもしれません。

高さもある場所に取り付けるため、足場を組んでの作業で大変苦労しました。

(持ち上げたのは人力です)

こちらは1尺1寸のものです。

鰐口は各種いろいろなサイズがありますので、お問合せくださいませ。

 

 

巨大な銅像、作っています

2017 年 7 月 6 日

あっという間に上半期も終わって7月ですね。

ここから暑い夏を乗り切り、年末にむけてムラセ銅器もいろいろと正念場を迎えていきます。

今年は仏具製造に加え、今まで経験のない大仏修復などやりがいのある仕事をさせていただき、

現在も「巨大な銅像」の制作中です。

この銅像、もちろんうちでは初めての大きさのもので・・・

作っている現段階ではちょっと想像がつきません。

(上記画像は原型に応じた材料を用いて鋳型を制作、溶解炉で溶解した地金を流しこむ前のものです。)

ここまで大きいということは作る過程もなかなか大変です。

原型から鋳型し(分割して)地金を流しこむ作業も普段の人数では足りないので家族総動員!!

息子が学校から帰ってくるのを待っての作業だったり・・・

とにかくいつも以上に緊張感が半端ない作業です。

↑ 地金を流し込んだあとの作品の1部分です。

総勢12名!が息を合わせて地金を流し込む作業も初めてのこと。

山場をひとつ乗り越えました。

まだまだ完成までには時間がかかりますが、素晴らしい銅像ができるのは

間違いなしだと思っています。

 

 

ブロンズ像移設工事

2017 年 6 月 7 日

先月の仕事ですが、今回はブロンズ像の移設工事をしました。

土岐市市役所の正面にあるブロンズ像。

この作品は日本芸術員会員の神戸峰男先生、30代の時の作品です。

3体のブロンズが宙に浮いた作品で

クレーンや足場を組んで撤去作業をしました。

ブロンズ像の下に咲いていたつつじが綺麗でしたが

こちらも撤去しなければならず・・・

ちょうど花が満開のとてもいい時期だったので

職員の方々が名残惜しそうに眺められていました。

土岐市役所は建て替え工事のため、こちらのブロンズ像も

一時移転で撤去作業となりました。

撤去したブロンズ像は梱包して保管してあります。

新しく建て替わった土岐市役所にまた設置される予定です。

 

 

 

稲盛和夫氏立像、完成

2017 年 5 月 23 日

完成してから時間が経ちましたが、制作していた稲盛和夫氏立像が

鹿児島大学に建立されました。

前回のブログ(3/6付)では原型での紹介でしたが、完成像を見ていただきたく、時間は経ちましたが紹介させていただきます。

着色も良い感じに仕上がったとおもいます、

ご本人の特徴がよく表れた銅像となりました。

稲盛氏の母校である鹿児島大学にて(3月末)

稲盛和夫鹿児島大学名誉博士像完成披露記念式典(除幕式)が行われました。

稲盛氏の長年の功績に敬意を表すとともにこのような偉大な方の立像に携わることができ、大変光栄でした。

稲盛氏ご本人らによる除幕が執り行われ、地元紙やヤフーニュースでも

話題に取り上げられていました。

鹿児島に行くことがあったら、設置された像を見ておきたいですね。

 

ムラセ銅器では銅像、記念碑制作、復元、複製、大型モニュメントなども

製作可能です。(オリジナル作品も製作可能)

また、野外に設置されている地域の偉人や貢献者などの銅像メンテナンスも行っております。

お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

越前大仏、修復作業は順調に進んでます。

2017 年 4 月 18 日

日本最大の大仏、越前大仏の修復作業も大詰めになってきました。

前回は雪が残っていた福井県勝山市ですが、

現在はすっかり春らしい陽気になり、作業もはかどっております。

さすがに最大の大仏、大きさがわかりますか?

職人たちは白作務衣を着ての作業です。

大仏のお顔、手、胸を重点的に修復していきます。

漆で金箔を押し、古色にするため金箔をおとしたり。

風合いを確認しながら手探りでの作業です。

大仏の大きさも高さもあるので

普段は被らないヘルメット、安全帯着用で慎重な作業となっております。

金箔を押した状態です。↑

とにかく大きいので作業をしていても全体像の把握が

大変なのです。

作業時間も限られている中ですが、順調に進んでいます。

修復完成まであと少し。もうひと頑張りです。